まずこの生地の1番の特徴が光沢感です。
ツイルやスエードよりも強い光沢があるので
光の表現や高級感の演出に向いています。
例えば食べ物などの写真を載せて
お米やお刺身の艶感を出したい時や、
化粧品であれば肌の輝きを表現する、
文字の場合はゴールド感を際立たせる
などといった表現が可能です。
生地の質感が非常に良く、単色を載せただけでも
銀をちりばめたような効果がありますので
幅広く活用できる素材です。
基本的な織り方の種類の一つ・サテン(朱子織り)
サテンとは織り方の種類の一つで、朱子織りで織った織り物の総称を指します。
通常の平織りなどと比較すると、糸が長く渡っている構造が特徴です。経糸を長く浮かせて織るものを経朱子、緯糸を長く浮かせて織るものを緯朱子と言います。経朱子では緯糸が、緯朱子では経糸が生地の表面に出にくいため、ツルツルとした滑らかな手触りが特徴の生地になります。
平織りのものなどに比べると糸同士が絡み合う部分が少ないため、引っ張ったり擦ったりという負荷に対しては弱く、シワや傷が目立ちやすいという特徴もあり、扱いには注意が必要です。
本来は絹で織られたものを指しますが、コットンで織られたものや、ナイロンやポリエステルといった合成繊維で織られたものも、現在では多く流通しています。
無地のものからチェック、ストライプといった柄物まで、様々な種類のものがあります。
元々は中国の絹織物が発祥であり、アラビア経由でイタリアへと伝わりましたが、その当時はゼティンという名前で呼ばれていました。それが19世紀のヨーロッパで流行し、流通の過程で現在の呼び名になったと言われています。日本には1500年代後半に中国やオランダから伝わり、京都から全国に広まったとされています。
サテンの染色技法
1枚~ 昇華転写技法 基本納期5日~
30枚~ シルクスクリーン技法 基本納期8日~ ただし顔料によりサテン特融の光沢は見えにくくなります。
ポリエステルサテン生地 物性データ
75d X 150d | 210本 × 80 本 | 153 |
当社在庫 取り扱いサテン生地幅 148cm