京都のれんの特徴
京都のれんとは
京都のれん株式会社は、自社工場を持たない製造メーカーです。
京都の昔からの風習かもしれませんが、一つの製品を作るまで、分業が進んでおります。
例えば布製品を作る場合、原材料・生地織・精錬・前処理・染色・蒸し・水洗・整理・カット・縫製のような工程を通ります。
その工程一つ一つを各工程のプロにお願いし、一つの製品を作っております。
創業以来この考え方に一貫しているのは、当社理念に起因しています。
当社の企業理念は、「あなたの為にできることを考え続ける」ということです。
自社でもし工場のラインなどを持ってしまうと、当社がお客様にしたい理念が形にできないと思っているからです。
例えば
・お客様の要望に応える技術は知っているが、自社の技術でないので提案できない
・工場運営の簡素化・スムーズ化の為に自社のやり方に固執してしまう。
・自社工場運営の為、工場の管理に集中し、研究開発が行えない。
こういった流れをとって、もともと暖簾と風呂敷を作っていたメーカーではありましたが、
お客様のお声にて、現在は、暖簾・風呂敷・のぼり・テーブルクロス・タペストリー・手振り旗・その他布なども製作しております。
各技術の特徴を理解し、お客様の要望に応えるためには客観的な目にて、製品を形作っていく
そんなファブレスなメーカーが当社です。
これからも各得意先様と共に企画した新しい商品を作り、お客様の為にできることを考え続けていきます。
京都のれん株式会社
代表取締役社長 村元計紀