後防炎加工を後加工で施す際の注意点

  • 2013.10.23

bouen

後処理で防炎加工を施すと地色に上記写真の様な、むらが生じる場合があります。

この原因は、のぼり生地で多く使用されるポリエステルポンジ生地がとても薄い生地の為、
防炎加工の薬剤が均等に浸透せず、雲のように白いもやがムラ状に見せてしまう為です。

事前にご了承をお願い致しております。

なお大量のぼり等でシルクスクリーンでプリントする場合や昇華転写にてインクジェットプリントを行う場合はそのような事象はおこりません。

綿ポリエステルの混紡生地の後防炎加工について

稀に問合せのある特殊生地でやる後防炎加工についてですが、
混紡バランスがどちらかが20%以内であれば加工が可能です。

ただそちらを超えると後防炎加工はお受けできません。
というか日本防炎協会で禁止されています。

というもの素材の燃えるサイクルの問題なんです。
綿が燃え始めて消えるまでの時間とポリエステルが燃え始めて消えるまでの時間が実は
ズレています。

このズレが大問題で本来は消えるタイミングで燃え始めるという悪循環を生むからです。
よく防炎加工というと全くもえないと思われていることが多いですが、
実際は燃えにくい、火が広がりくい加工をしているのです。
なので燃えるか燃えないか極端にいえば燃えます。

ただ火事などの原因での燃え広がりを加工ありなしで大きく変わってくるので、
不特定多数の人が行きかう場所には義務付けられています。

加工によってですが、綿とポリエテルの防炎薬剤は一緒なのにと思って、
調べてみました。

ですので、混紡生地での染色の場合お気を付けください。
当社でも年に1度あるかないかの案件ですが・・・

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