気になるのぼり旗のしわ

  • 2013.1.9
アイロン

のぼりは歩いていてよく見かけることが多いですが、残念に思う事の第一は、しわです。
ひどいものとなるとヨレヨレで見えないなんてこともあります。

郵送時にどうしても折シワがなるのはわかるのですが、せっかくののぼりのシワがどうしても気になってしまうことは結構あるようです。

シワを伸ばす

せっかくオリジナルオーダー等で作ったのぼり旗。どうせならアイロンしてしわをのばして、かかげてみるのはいかがでしょうか?
※のぼり旗のアイロンがけについて

それだけでもお客様のイメージはずいぶんことなるものですよ。

またボロボロののぼり旗をず~と出しておくのもブランディングの低下を招く原因になると思いますので、その辺りお気をつけいただければよりよいお店の発展につながると思います。

意外とお客様には見られているというのは、お客様に聞いて初めてわかったりするものだそうです。

当社では10枚以上を安価激安価格にしているのは実はこういう理由もあります。

アイロン

火熨斗から発展!日本でのアイロンの歴史

洗濯したり新品でも畳んだ状態にある衣服には、シワが見られるものです。この衣類に付いてしまったシワを綺麗に伸ばしてくれる家電製品はアイロンですが、ここでは日本でのアイロンの歴史について振り返っていくことにしましょう。

電気がなかった時代では、銅の入れ物に炭火を入れた火熨斗(ひのし)を使って洗い物のシワを伸ばしていたと伝えられており、江戸時代には焼きゴテと呼ばれていた炭火を焼いて使う道具も衣類のシワを伸ばすために使用されていたと言います。

アメリカでは1910(明治43)年ごろ電気アイロンが本格的に実用化され出していて、日本には1914(大正3)年に輸入されることとなり、1915(大正4)年に東芝(当時の芝浦製作所)が国産初の電気アイロンを発売したのです。250Wの製品が約8円で300Wが約10円で販売されており、現在なら4~5万円相当という価な家電製品といえます。

1937(昭和12)年の調査では、戦前の家電品の中での普及率のトップはアイロンという結果があって、1988(昭和63)年にはコードレスアイロンが登場して作業がしやすい工夫がなされているもので、この先もより良く進化していくことになるでしょう。

ポリエステル素材は扱いやすさ抜群!

衣類に使われる近年では、衣類に使われる繊維の約8割は合成繊維となっています。中でもその扱いやすさから、よく使用されているのが石油から作られる素材であるポリエステル繊維です。

ポリエステル繊維はのぼり旗の素材としてもおすすめの素材となっています。ポリエステル繊維にもいくつかの種類がありますが、代表的なのはペットボトルの材料にもなっているPETです。

PETで作られるポリエステル繊維は、軽い上に耐久性・染色性にも優れています。さらに、他の素材と組み合わせたり紡績方法を工夫することで、まるで天然繊維のような雰囲気にもなるため、多くのニーズがある繊維です。

ポリエステル素材には、さまざまなメリットがあります。一つは耐久性が高いというメリットです。ポリエステル素材は非常に丈夫で、縮みや型崩れが起きにくいだけでなく、熱にも強く虫にも食べられないので取り扱いやすいでしょう。

また、長期間にわたって外気に触れたとしても劣化せず、耐候性に優れているというメリットもあります。洗濯をして干した後にも日焼けが起きにくいため、衣類として使用した場合にも、見た目の良さが長持ちするのが特徴です。

また、アウトドア用品に使用するにも便利な素材です。そのほかにも、吸水性が低いため、洗濯をしたあとも素早く乾き非常に便利です。これはポリエステルには吸水性や吸湿性がないことに起因しています。

のぼり旗などに使用した場合にも、雨に濡れてもすぐに乾くため使いやすいでしょう。吸水性が悪い性質を持っているということは、シワのできにくさや形崩れのしにくさにも関係しています。

のぼり旗はシワができると見栄えが悪くなってしまいますが、ポリエステル製ののぼり旗であればシワになりにくいため保管にも便利です。

またアイロンをかけなくてもシワが気になりません。ポリエステル素材はその軽さも扱いやすさのポイントです。コットンなどの天然素材と比較すれば、非常に軽い上に耐久性にも優れているため、バッグなどの材料としてもぴったりでしょう。

なお、ポリエステル100%素材の製品とポリエステルと他の素材が組み合わさっている製品とでは、洗濯やクリーニングの方法が異なります。洗濯などの際には事前に表示などをチェックしておくと、トラブルを防ぐことができるでしょう。

また、ポリエステルは乾燥機にかけると縮んでしまう可能性もあるので注意が必要です。このように、ポリエステルはさまざまなメリットを持った扱いやすさ抜群の繊維です。

ポリエステル素材の歴史

ポリエステル素材は、化学繊維の中でもアクリル素材と並んで最も多く生産・使用されている繊維です。ナイロンもポリエステルと同じ合成繊維ですが、ナイロンは1931年に初めての石油由来の繊維として登場しました。

ナイロンはアメリカ人博士のウォーレス・カロザース氏によって発明された繊維で、その後の1939年には工業化がすすんでいきました。耐久性にも優れていることから、軍事用品のパラシュートなどにも当時採用された素材です。

このナイロンの発明者であるウォーレス・カロザース氏は、その後ポリエステルに似ている繊維を作ることに成功したものの、さまざまな欠点があったために製品化に至らないまま終わったという歴史もあります。しかしその後、1941年になるとイギリスのウィンプードルとディクソンらによって開発が重ねられ、ポリエステルのもとになる「ポリエチレンテレフタレート」が発明されました。

その後1942年には特許を取得し、1955年からは工業生産に入ったとされています。当時の名称は「テリレン」でした。1946年にはアメリカでも特許が取得されました。工業的な生産としては、1953年に米国のデュポン社によって「ダクロン」の名称で製造が開始されたという歴史があります。

日本におけるポリエステルの歴史は、1958年にキャリコプリンターズ社から「テトロン」という名で技術を導入したところから、生産が始まりました。やがてポリエチレンテレフタレートを糸状にして紡いだポリエステルが、1950~1960年頃に開発され、当時は軍事用にも多く利用されたという歴史が残っています。

現在ではポリエステルの種類もポリエチレンテレフタレートやポリエチレンナフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどがあるのが特徴です。それぞれのメリットを生かして製品に使用されています。

また、近年ではポリエステル素材は洋服だけでなく和服にも利用されています。ポリエステルは熱可塑性があることから、折り目やプリーツ加工が施されたような衣服を洗濯した後にも、それらの加工がしっかりと残るのが特徴です。

そのほかにも、速乾性が求められる登山ウェアやスポーツウェアにも人気の素材です。衣料品以外にもテーブルクロスや布団・カーテンなどにも使用されているほか、バッグなどの人工皮革や合成皮革としても利用されています。

薬品に強い性質も持っているため、薬品を使用する場所での衣類としても向いている繊維です。

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