IllustratorはAdobeシステムズ社から販売されているドローソフトのことを指します。
その他のソフトでいうと、Adobe PhotoshopがAdobeシステムズ社で有名なソフトとなります。
Illustratorソフト誕生の歴史
Illustratorは実はもともと社内用ソフトでした。
1986年12月にMacintosh版が一般向けに開発され、1987年1月に出荷されました。
1988年には日本語版も発売されました。
1989年~2012年4月23日まで機能追加やユーザービリティ向上にてバージョンアップされましたて
ダウンロードソフトとして販売されましたが、
2012年5月7日にAdobe Creative Cloud(アドビ クリエイティブクラウド)が
発売されその後はASPとして現在に至っております。
Illustratorソフトどのようなソフト?
Photoshopは点の集まりからなるビットマップ画像を扱うソフトで拡大することでシャギーのギザギザが現れて荒くなりますが、こちらは画像を数値や式で表すために拡大縮小しても形が崩れないベジエ曲線で描くソフトです。
文字の入力や着色の際に利用され、のぼり旗のオーダーやイラストや印刷物のデザインではこれが使われることが多いものです。画像が劣化することがなく変形も自由に行え、色の変更や輪郭の修正も行えるためにのぼり旗などのレイアウトも正確に行うことが出来ます。
ロゴマークとかシンボルマークのデザインに適しているのでデザイナーによってよく使われています。アルバイトや求人情報ではこのソフトを使うことが条件になっている場合も多く見られます。従ってこの2つのソフトはWebデザイナーを始め関連業界で多く使われている可能性がありますので身につけていて損はないものです。
デザインに携わる人は必携のソフト
Adobe Illustratorはのぼり旗のデザインを業者にオーダーする際に良く使われます。ただ一般のソフトと違って描くにはコツも必要とされるために慣れるまでは少々時間がかかると言われています。
Photoshopは自由な写真の加工が得意な為にアーティストに多く使われるのに対して、こちらは正確なデータによるレイアウトが得意な為にデザイナーに好まれるとされています。
手描きしたような筆遣いでベクトルペイントすることが出来ますし、パスによるグラフィックを描画することができ、その結果をJPEGを始め色々なファイル形式で書き出すことも出来ます。
手描きの画像や写真などのビットマップ画像を元に一瞬にしてベクトルグラフィックに変換することができ、のぼり旗のオーダー以外にも高品質な印刷物のオーダーを行う際にも使われます。
シンボルツールを繰り返してスプレーや大きさ変更を行ったり彩色や透明度を調整することで素早くアートワークを作成することが出来ます。
オブジェクトやパスを使って2Dアートのパスを押し出すことで簡単に3Dオブジェクトを作成することも出来ます。