
色彩豊かなオーダーのぼり旗を作る「4色分解」とは
のぼりをシルクスクリーン印刷にてフルカラーを表現する印刷方法です。
のぼり旗を作る場合はプリントする際に4色分解という製法がよく使われます。
4色分解というのは、フルカラーをCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の4色に分解し
C版・M版・Y版・K版の4版の重ね合わせて、フルカラーを表現します。
よく新聞の写真とか雑誌の画像、あるいはマンガなどの場面で見られる印刷方法です。色を4色に分解して4つの版を制作し、1色ごとに網目の上からインクを刷り込みそれを重ね合わせることでそれらしいフルカラーにします。メリットとして多くの枚数を制作する場合に安くあげることが出来ます。
この4つの版だけでは表現できない色の場合は、
特色と言って、実際に目で色合わせをした特色インクをこの4色の他に使用します。
オリジナルのぼりの場合は、読ませたい文字を特色で表現する場合が多いです。
4色分解は大量制作にうってつけ
のぼりのオーダーなどは大量の枚数を必要とする場合が多いものですが、このようなオーダーに対して有効な印刷方法とされています。
のぼりは店内の販売促進に使用されたり装飾としても使える小型のものです。大規模イベントでは大型のものが使われ特別な演出効果がもたらされます。スタイリッシュなのぼりは印刷面が広くて棒袋状態になっていて訴求力を高めるのに適しています。
分解でののぼり製作は300枚以上のオーダーではこの印刷方法が向いているとされます。
フルカラーのぼりを製作するには、4色分解以外にインクジェットプリントでも製作は可能ですが
大量に制作する場合は、4色分解の方が単価は下がります。
当社では色合わせ等などの関係であまりにも複雑なものは4色分解よりも
ダイレクトインクジェットプリントをおすすめしております。
価格等も調整しますので、お気軽にお問合せください。