「防炎物品ラベル」とは
一度製品に仕上げたものを防炎加工して、防炎性能を認められたものです。
オリジナルのデザインでのぼり旗をオーダーする時には、防炎物品ラベルのことを
把握しておかなければならない時があります。
このラベルは名前の通り、防炎加工が施されている製品であることがわかるラベルです。
オリジナルデザインでオーダーしたのぼり旗は、屋外で使うこともあれば
屋内で使うこともあるなど色々な場所で使っていくものですが、
場所によっては防炎製品の使用が義務付けられています。
こういった防炎加工ののぼり旗をオーダーする必要が出てくるのです。
ちなみに、防炎製品の使用が義務付けられている場所とは、不特定多数の人が
出入りする場所です。
例えば、宿泊施設やガソリンスタンドが該当します。
他には病院も当てはまりますが、結構該当する場所が
ありますので注意しておきたいところです。
のぼり旗を入手する際にはデザインのことばかり
考えがちですが、このように実際に使っていく時に
安全に配慮した正しい形で使っていくことも必要です。
のぼり旗の場合基本防炎製品ラベルで対応できる場合がほとんどです。
防炎製品ラベルと物品ラベルの違い?
基本防炎製品は生地の状態で防炎加工をして、防炎性能のある塗料顔料染料などで
作って製品に仕上げたもの。
物品は製品を仕上げてから後加工にて防炎加工の物品に仕上げるものということです。
※厳密にいうとケースバイケースのこともありますので、詳細は日本防炎協会の
ホームページをご確認ください。
防炎ラベル https://www.jfra.or.jp/member/b03_01.html(日本防炎協会のホームページ)より
防炎表示は、消防法令で様式、方法等が定められています。当協会が交付している防炎ラベルは、この消防法令に基づいたもので、その物品に防炎性能があることを示す証となっています。従って、ラベルを規則どおりに正しく表示することが大切になります。 防炎ラベルには、カーテン、じゅうたん等の完成品に付けられる「物品ラベル」と、加工される直前のカーテン、じゅうたん等の材料(原反)に付けられる「材料ラベル」とがあります。
とにもかくにも国が認めた基準を満たす必要がある
防炎物品ラベルには、防炎という言葉とともに協会の名前が入っています。つまりしかるべき協会が発行しているという証なわけです。正しく認定された物ですから信頼があると言えます。
オリジナルののぼり旗をオーダーできる会社では、認定委員会の防炎試験に合格した製品を使っているため、不特定多数の人が出入りする場所であっても問題なくのぼり旗を設置することができます。
このように信頼感を得られるアイテムでなければ、真に安全性を確保しているとは言えません。ですから、病院やガソリンスタンドなどでオリジナルのデザインでオーダーしたのぼり旗を使っていきたい人は、きちんとした物を入手しておく必要があります。
ちなみに、防炎加工が施されたのぼり旗は火がつきにくくなっていますし、ついてしまったとしても燃え広がることがないため延焼被害を防いでくれるのです。こういった安全性を確保して、店舗などで良いアピールをしていきましょう。