遮光スエード

  • 2018.11.16
遮光スエード

のぼりは通常、薄手の生地を使っているため
片面印刷で裏からでもデザインがわかるようになっています。

しかし、デザインが細かくなるほど、反転した状態では
裏から見た場合読み取りにくくなってしまいます。

スエード生地は、細い繊維を高密度で織っているので
丈夫で光沢があります。

その生地で遮光材を挟んだ3層構造の<遮光スエード>は、裏が透けません。

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同様の三層構造の生地 遮光ツイル 遮光サテン

遮光スエードの染色技法

1枚~  昇華転写技法 基本納期5日~

両面のぼり旗はこちら

ですので、両面印刷が可能になり、さらには両面別柄でもプリントすることが
できるため、表裏どちらから見てもわかりやすくなります。

厚地でコシがあり、高級感がありますので
タペストリーなどにもおすすめの素材です。

 

オモテ丈夫で光沢がある「遮光スエード」は両面印刷のぼり旗にピッタリ

遮光スエードは通常使われる生地より厚く、柔らかいスウェードのポリエステル生地を2枚重ねて、その間に光を通さない遮光性のある素材を挟んだ生地のことを言います。

のぼり旗にも適した生地で、遮光スウェードを使ったのぼり旗は、表に印刷したデザインは裏に全く透けることがなく、表と裏の両面に印刷することが可能です。のぼりは通常は薄手の生地に印刷し、片面印刷で裏からデザインがわかるようになっていますが、デザインが細かくなるほど反転した状態は裏から見た時に読み取りにくくなってしまうものです。

スエードは、細かい繊維を高密度で織っているため丈夫で光沢があります。そのスエードを遮光材で挟んだ3層構造の遮光スウェードは裏が透けて見えることウラがありません。そのため遮光スウェードは両面印刷が可能で、さらに両面を別の柄にしてプリントすることができるので、表裏どちらから見てもわかりやすくなります。

両面のぼり旗を作る場合には、風の向きやアピールしたい方向を考えることがなく設置できたり、1枚ののぼり旗で2つのアピールをすることが可能です。遮光スウェードは厚地でコシがあり、高級感もあるのでのぼり旗はもちろんのこと、タペストリーにも適した素材と言えます。

 

ポリエステル遮光スエード生地 物性データ

糸番手縦横 打込本数 縦×横 厚み(m/m) 質量(g/㎡)
75d X 150d 150本 × 80 本 0.52 340
引張強さ(N)
JIS L 1096A法
幅2.5cm ツカミ間隔10cm
引張伸度(%)
JIS L 1096A法
幅2.5cm ツカミ間隔10cm
引張強さ(N)
JIS L 1096
A-1法
タテ 913 ヨコ 490 タテ 32 ヨコ 20 タテ 37 ヨコ 26

日本工業規格JIS L 1096織物及び編物の生地試験方法による
この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人繊維評価技術協議会(JTETC)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格のことである。(抜粋 JISCは、Japanese Industrial Standards Committeeの略称で、正式には、日本工業標準調査会のホームページより)

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紀元前から存在していた!?タペストリーの起源とは

タペストリーは、ヘレニズム時代には存在し、東西交易によって流通されました。紀元前3世紀から紀元前2世紀に作られた古代ギリシャ風のタペストリーの一部が中国西部で発見されており、ヨーロッパに渡ったのは、11世紀に十字軍によって東方の産物として手織りの絨毯を持ち帰ったことがタペストリーの始まりとされています。

その絨毯はとても華やかなので靴で踏むのは忍びないということから壁にかけました。壁にかけることで部屋の装飾になるということだけではなく、壁の隙間風を防ぐため、断熱効果にも役立ちました。

これによってヨーロッパで需要が高まって、国内生産が可能なつづれ織りのタペストリーが生まれました。14世紀初頭にヨーロッパで発展を遂げ、初めはドイツやスイスで盛んに製造され、次第にフランスやベルギー、オランダへと拡大していきました。

    • 14世紀から15世紀にフランス北部で織物で栄えて、上質のウールで織ったタペストリーはヨーロッパの城や宮殿を飾るために輸出され、今でもその地域は上等なタペストリーを指す言葉となっています。
    • 16世紀までにフランドルがヨーロッパでの生産の中心地となりました。
    • 15世紀半ばにはタペストリーの代名詞となったのがゴブランです。
    • 17世紀始めにフランドルから2人の職人をフランスに招きゴブラン工場で王宮用の壁飾りにするタペストリーの生産をさせてゴブラン織りは有名になりました。

     

    1662年にゴブラン工場を王立家具工場の一部として、優れた画家にした絵を描かせてタペストリーを生産し、工場は17世紀末に閉鎖しましたが、のちに生産を再開しています。

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