最近よく問合せを頂く両面別柄ののぼり旗について
通常の生地を使って染色すると、裏にも通ってしまい両面別柄は不可能ですが、
生地が3重構造(白生地+黒生地+白生地)となっており、片面染色しても裏に色通りしません。
ですので、上記図のような両面のぼり旗が作成できます。
お気軽にご相談ください。
見やすさ抜群!両面のぼり旗を制作するメリットは?
遮光の生地を使った両面のぼり旗を制作するメリットは、どちら側からものぼり旗に書かれた文字が読みやすい点にあります。
また表と裏で色味を反対色にする等さらに目立たせることも可能です。
従来までの通常の生地ののぼり旗だと、裏にも表側に書かれた文字が透けて見えてしまうので両面で別の文字や絵柄などの染色はできませんでした。
両面のぼり旗は、生地に遮光ツイルや遮光スエード、遮光サテンを使用しているので裏面の文字などが透ける心配はありません。その生地も両面の表面に白生地、その白生地の真ん中に黒生地を挟み込むように三重構造となっているので、片面に染色しても裏に色通りしない構造になっています。
大通りなどに立てておいても、そのどちらか一方から来る人にしか正確な情報を届けることができなかったことが両面のぼり旗なら解消できます。両面に別の宣伝文字や絵柄という斬新さも目を引き、その宣伝効果で、単純に考えて従来ののぼり旗よりも2倍の効果があると考えている人もいます。
余談 用途別で使い分けよう!遮光率で決まるカーテンの等級
遮光の生地として一番に思い浮かべるのが遮光カーテンだと思います。太陽の光を通さない遮光の生地を使ったものは人気があります。その等級はその遮光の割合で決まります。
この等級は一般社団法人日本インテリアファブリックス協会が機能性を表示するために定めたものです。等級に応じた遮光マークも作られていて遮光の割合が高くなるほど等級数も上がります。
等級によって光を遮断する性能が異なります。部屋の使い方に適した等級のカーテンを選ぶのが良いでしょう。
- 1級は99,99%以上光を遮断してくれます。人の顔の表情も識別できないレベルにまで光を遮断してくれます。寝室で使用する場合は生活リズムを考慮する必要があります。夜勤などの仕事で昼間寝ておかないといけない仕事の場合、日が眩しくて起きてしまうことのないように1級が良いでしょう。昼間にホームシアターなどを楽しみたい場合でも暗幕代わりにも使用できます。
- 2級になると遮光率99.80%以上から99.99%未満で、人の顔や表情などが分かる程度です。完全に遮光するのではなくわずかに光を通します。朝日で自然に目覚めたいと言う方のは2級がお薦めです。
- 3級は遮光率99.40%以上から99.80%未満で、人の顔や表情などは分かるが事務作業などをするのには暗いと感じるレベルにまで光を遮断してくれます。3級は普通のものと比べても大差はありません。遮光で選ぶのなら3級はお薦めできません。