のぼりの4辺を、熱で繊維を溶かしながら切っていく方法です。
切った部分は熱で溶かしながら切るので、一度溶けて固まります。
ですから、縫わずに切りっぱなしでもほつれにくくなります。
ポリエステルの生地にのみ用いられる裁断方法です。
弊社では基本的にこのヒートカットをおすすめしております。
さらにほつれを防ぎたい、強度を高めたいという方には三巻縫製という方法もございます。
ポリエステル生地のほつれを防ぐ技術「ヒートカット」とは
通常の生地は切った部分をそのまましておくとほつれてきますが、「ヒートカット」はオリジナルのぼり旗の全ての面を熱で溶かしながら切っていくので、カット面が溶けて固まり、切りっぱなしでもそれ以上ほつれることがほぼありません。
熱で溶かす技術なのでポリエステル生地のみに使える技術ですが、オリジナルのぼり旗はポリエステル生地が使われていることがほとんどなので最適な裁断方法です。
カット面がよれることなくきれいに切れるのでおすすめです。
三巻縫製との組み合わせでもっと頑丈に!
オリジナルのぼり旗のほつれをより防ぐことができ、ほつれからくる傷みを遅らせ、さらに強度を強めることができるのが「三巻仕様」です。
オリジナルのぼり旗のカット面を2回折り返してミシンで縫製します。生地の端から内側1cmにミシンが入り、オリジナルのぼり旗のカット面が外部に触れることがありません。
ヒートカットと組み合わせでは、熱処理に加え摩擦などから保護できるため非常に頑丈になり、オリジナルのぼり旗を長期間使用することができます。