のぼり旗の強度を上げる「三巻縫製」とは
のぼり生地の端を2回折り返しミシンで縫製をかけて
仕上げる方法です。
ほつれを遅らせたり、強度を強める役割があります。
ほつれによるのぼりのダメージを防ぐために行われる
加工方法で、生地の端を2回折り返した後にミシンで
縫って仕上げると、風に対する強度が増して長持ちするようになります。
一般的にはヒートカットで仕上げられ値段も安く短期間で納入に
なりますが、ほつれてくると見た目が悪くなるので三巻縫製で
仕上げるようにオーダーのぼり旗を依頼すれば、風が強い季節でも
安心して設置することが可能です。
生地の周りすべて加工することもできますし、風の影響を
受けやすい下側だけ依頼することもできます。
弊社では、基本的にはヒートカットでご提案しておりますが
ご希望のお客様にはこちらの方法もご用意しております。
三巻仕様の場合は生地端から内側1cmのところにミシン目が入ります。
三巻縫製はミシン目も考慮に入れた上で!
生地を折り返して三巻縫製を行うと端の部分から1cm程度の所に
ミシン目が入ることになり、オーダーのぼり旗のデザインに
よっては目立ってしまう可能性があるので配色を工夫して
文字やイラストをいれる位置を考慮しなければなりません。
色あせることを考えて濃い色で着色された部分にミシンによる線が
入ることになり、遠くからは分かりませんが近くで見ると目立つ
可能性があります。
ミシン目が入ることをはじめから想定し、オーダーのぼり旗の
デザインを行えば失敗しないで済みます。