巻き上がり防止パッカーとは

  • 2018.8.11
パッカー

パッカーのぼり旗はお店の宣伝などに大きな威力を発揮するものです。

遠くからもはっきり見える上、風ではためいて動きが出ている様子は非常に目立ちます。目立つだけならば看板という方法もありますが、看板の場合には安易に文字などを変えることができないことが多いので、日替わりなどでアピールする物を変えたいときにはのぼり旗が使いやすいということになります。

オリジナルのデザインで制作することができるので、複数製作して準備しておけば日々取り替えることも可能だからです。

しかし、のぼり旗は風の影響を強く受けてしまうため、風が吹くとめくれあがってしまい、文字が見えにくくなってしまうという事もあります。

しっかり固定しているつもりでも、のぼりの布地部分がめくれ上がればデザインは見えません。そこで、のぼりをポイントで固定することが必要になりますが、そこで役立つパーツが巻き上がり防止パッカーです。

オリジナルののぼりを製作した際には一緒に巻き上がり防止ストッパーも準備しておくのもよいでしょう。当社お客様で上記を気にされるような方は袋縫いのぼり旗をご注文されるケースが多いです。

ポイントごとに旗を固定

全てをしっかりと固定することができれば巻き上がりも防ぐことができるはずですが、一つだけではなく別のものに付け外しをする可能性があるのぼり旗の場合には取り外しもしやすいということがポイントとなってきます。

その時に巻き上がり防止パッカーを利用すれば、ポイントごとに固定することができます。取り付けも簡単なものが多いので、用途に応じて選んでいきたいものです。ポールに嵌める形のものはその場所で固定することができるので、まっすぐな状態を保ちつつどのような状況になっても見た目が綺麗に見えやすいです。

製作時にこうしたものを一緒に手に入れておくという事もできますし、既に作ってしまったものでも後からストッパーをプラスすることができますので、旗の巻き上がりに困っているという場合にはこうしたグッズをポイントで取り入れてみましょう。

当社の場合下記のような手ぶり旗に使う場合が多いです。

手ぶり旗パッカー

かかる力も分散できる

風などが吹く中でオリジナルの文字やデザインを綺麗に見せるためには、旗にかかる力を分散させていくことが重要になります。ぴったりとすき間なく止めてしまうと大きな力を受けることになり倒れてしまい、危険になることもありますし、一部だけが固定されているという状況の場合にはその部分まで巻き上がってしまうという事もあります。

複数のポイントで旗をポールに留めておくことができるストッパーを使えば、力を分散させて旗を綺麗な状態で見せることができる上、転倒などの危険も少なくなります。ストッパー自体が風で回転したり風を通す構造になっているものなら、さらに風の力の影響を受けにくくなるでしょう。

パッカー上部
単に固定するだけではなく風の影響をできるだけ少なくしたいという場合には、それに適したグッズを選ぶことでより安全にのぼり旗を使用することができるようになります。製作の際から利用の状況を考えて準備していくようにしたいものです。

 

のぼり旗設置の際に予測されるトラブル

普通はのぼり旗は、コンクリートなどの土台に開いた丸い穴にポールをはめ込む構造になっています。土台がしっかりしていれば、少々の風力では転倒しないものですが、文字が書かれている旗の部分に関しては、巻き上がり防止ストッパーがなければ文字が見えづらくなってしまいます。

また、のぼり旗の面に強風が当たり続けるような場合、転倒してしまう可能性があります。のぼり旗は、それを管理して設置している店舗の敷地内で、しかも一般道路との境目に置いているケースが多くみられます。

これは、通行人やもしくは向かい側の道を通行している人からも見てもらいたいという店舗側の意図があるからです。しかし、強風によりのぼり旗が倒れてしまった場合は、通行の妨げになって危険ですし、たまたまのぼり旗が倒れた拍子に通行人に当たって怪我をさせてしまった場合は、怪我の補償などを巡ってトラブルに発展するおそれもあります。

トラブル

店舗の敷地内からはみ出るような形で、のぼり旗を置いている場合は道路交通法違反に問われる可能性があるため、警察署で道路使用許可申請を提出して許可を得る必要があります。

通行人も規則違反を犯してまで、押しつけがましく置いているのぼり旗には嫌悪感を抱く人もいるかもしれません。また、公営施設の周辺や道路交通の安全性の観点から、屋外広告物禁止区域に指定されているエリアがありますが、そこにのぼり旗を掲示してしまうと、これも規則違反で警察から注意を受けることになります。

街の景観を意識している市町村であれば、好き勝手に置いているのぼり旗が街の景観を損ねているとクレームをつけられる可能性もあります。のぼり旗は、通行人から見てもらって初めて効果を発揮するものなので、ついギリギリまで設置したくなるものですが、自転車と自転車がすれ違う際に、たまたま横にのぼり旗が風でバタバタしていたら、運転者の視界を妨げてしまうことも考えられます。

朝に掲示してから、夜の閉店まで一度ものぼり旗をチェックしないとなれば、旗が倒れるだけではなく、壊れて部品などが散乱している場合も想定されます。さらに、それが隣接する他の店舗の敷地内に入ってしまっていたりすることがちょくちょく発生すると、店舗間でのトラブルにも発展しかねません。

自然の力に晒されるのぼり旗は、さまざまなトラブルを引き起こす原因となり得ることをよく考えた上で、店舗責任者は掲示の方法を適切に考える必要があります。

のぼり旗を設置するときのルールとマナー

のぼり旗などの広告物を設置するには、必要なルールとマナーがあります。
一般の道路を使用する場合は、警察署に道路使用許可申請を提出しなければなりません。

また、屋外広告物禁止区域に設置することはできません。自分の店舗の敷地内や許可を得たエリア内で収まるように効果的な設置方法を考えなければならないのです。

当然、通行人からの視覚効果も視野に入れた設置が必要になってきます。ただし、それだけに主眼を置いてしまうと、ルールから外れたやり方になってしまうおそれがあります。

天気予報をチェックして、暴風などの風速などを調べておくことも必要です。天候が悪いにもかかわらず、毎日やっているからと惰性で設置することはやめるのがマナーです。

 

風でバタバタなびいて、通行人の顔に当たるような設置の仕方も良くありません。そんな設置の仕方をしていると、通行人はお店に立ち寄ってくれるよりもむしろ「マナーがなっていないお店には行きたくない」と嫌われてしまいかねません。

市町村によって、良好な景観を形成し、公衆に対する危害を防止する観点から、屋外広告物についてのルールを条例などで決めている市町村が多いです。

屋外広告物は、都市景観を構成する重要な要素であり、無秩序な広告物の氾濫によって都市の景観や風土を損なうことがないようにしなければなりません。

そのために、地方自治体は自然豊かな地域、賑わいのある繁華街など地域や街の個性に応じた景観となるようにエリアを区分して、それぞれの地域に応じた基準を定めています。

のぼり旗を設置する際には、こうした地方自治体の条例などにも気をつけて配慮する必要があります。実際に、看板が急に落下して通行人に怪我を負わせた事故が各地で発生しています。

広告物を設置する者には、屋外広告物を良好な状態に保持しなければならない管理義務があります。のぼり旗には、長年放置しているのか、色褪せてしまっているものをよくみかけます。設置責任者は、定期的に形状チェックや安全点検を実施して、安全性が保持できそうにないと判断したら、すぐに撤去や改修をするように心がけなければなりません。

また、風でめくれて文字が読めないような状態になっているのもみっともないので、しっかりデザインが伝わるようにのぼり旗を固定する工夫も必要です。

周囲や通行人の迷惑にならないこと、街の景観を損なわないこと、ルールをきちんと守るということが、のぼり旗を設置する際の大切なポイントです。

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