「ターポリン」はポリエステル繊維にタールを塗ることで防水性を持たせた布のことで、強度があるため水兵の上着や船上の防水シートとして使われてきました。現在では「繊維の布を軟質の合成樹脂フィルムでサンドイッチした複合シート」のことを指します。風や汚れに強いという特徴もあるため現在では工事現場のシートや農畜産業のハウス、屋外掲示の横断幕や懸垂幕や仮設テントなどに多く使用されています。
当社取り扱いのターポリンは幅広サイズを除き日本製の生地を使用しています。
〇ターポリン
ターポリンの価格について物証データ
最大プリント幅 | ロープ縫い込み最大仕上がり幅 | ||
202cm(縫い継無し) | 194cm(縫い継無し) | 0.36 | 466g |
引張強さ(N) JIS-L-1096A法 |
引裂強さ(N) JIS-L-1096C法 |
伸び率(%) JIS-L-1096A法 |
防炎生 JIS L 1091 |
タテ573 ヨコ564 | タテ71 ヨコ56 | タテ23.2 ヨコ24.8 | タテ区分3合格 ヨコ区分3合格 |
〇幅広ターポリン
物証データ
最大プリント幅 | ロープ縫い込み最大仕上がり幅 | ||
257cm(縫い継無し) | 249cm(縫い継無し) | 0.41 | 510g |
引張強さ(N) JIS-L-1096A法 |
引裂強さ(N) JIS-L-1096C法 |
タテ175 ヨコ149 | タテ250 ヨコ170 |
〇遮光メッシュターポリン
物証データ
最大プリント幅 | ロープ縫い込み最大仕上がり幅 | ||
184cm(縫い継無し) | 176cm(縫い継無し) | 0.63 | 425g |
引張強さ(N) JIS-L-1096A法 |
引裂強さ(N) JIS-L-1096C法 |
伸び率(%) JIS-L-1096A法 |
防炎生 JIS L 1091 |
タテ2216 ヨコ2199 | タテ386 ヨコ388 | タテ22.9 ヨコ26 | タテ区分3合格 ヨコ区分3合格 |
〇幅広メッシュターポリン
物証データ
最大プリント幅 | ロープ縫い込み最大仕上がり幅 | ||
257cm(縫い継無し) | 249cm(縫い継無し) | 0.31 | 270g |
引張強さ(N) JIS-L-1096A法 |
引裂強さ(N) JIS-L-1096C法 |
タテ108 ヨコ98 | タテ270 ヨコ240 |
〇遮光ターポリン
物証データ
最大プリント幅 | ロープ縫い込み最大仕上がり幅 | ||
200cm(縫い継無し) | 192cm(縫い継無し) | 0.47 | 602g |
引張強さ(N) JIS-L-1096A法 |
引裂強さ(N) JIS-L-1096C法 |
伸び率(%) JIS-L-1096A法 |
防炎生 JIS L 1091 |
タテ574 ヨコ538 | タテ90 ヨコ71 | タテ23.3 ヨコ24.6 | タテ区分3合格 ヨコ区分3合格 |
この布の染色方法 溶剤インクジェット
また縫製は通常のミシンでは針が折れてしまうので、工業用ミシンで縫うことになります。
薄くて軽いトロマットよりも生地に厚みがあり、屋外常設に必要な耐久性をもった生地なので頑丈な幕や、長年使用に適したものを作りたいと思った時におすすめの生地です。小さなラベルからデパートの高さほどまで幅広く作成可能な素材となっているので、新商品の宣伝など様々なサイズ展開をしたい場合にも向いています。防炎加工ができる布ですので、屋内の飲食イベントの場合にもおすすめの生地となっています。
最も選ばれている一般的な「ターポリン」はマットな風合いで鮮やかな発色が魅力となっていますが、マット加工を施したものならより写真を鮮やかに印刷することが可能です。遮光性が高く、裏面が透けない両面デザイン可能な遮光タイプは飲食店の新商品などで多く使用されています。表現力があるため、宣伝目的でのぼりを作るときには特におすすめの生地と言えるでしょう。
そもそも屋外用に使われる場合が多く、耐光は強いです。
また生地巾等は3mものもあり、ビルなどの屋外広告等にもよく使われます。
難点の一つは雨の黄砂等も弾いて上に乗ったような形となり、車が汚れた後のようにブツブツとした土がつく場合があります。濡らした布等でたまに汚れを落としてやることが大切です。