お店や観光地などに行くと、必ずのぼり旗を見かけます。
のぼり旗はそのお店の宣伝や売りたいものを強調するためのもので
お客様にとってはそのお店に行きたいと思うきっかけになるのでとても大切です。
全国にたくさん存在している道の駅でものぼり旗は使われています。
道の駅とは、国土交通省により作られた休憩施設と地域振興施設が一体となった
道路施設で、道路利用者のための休憩施設、道路利用者や地域の人々のための
情報発信をする場所として役立っています。
現代全国に1030駅ほどあり、その土地土地の名物品や名物料理をいただく
ことができ観光客を楽しませています。
のぼり旗には、その駅の売りにしたいものを大きく掲げたいので、目立った方が
いいでしょう。
道沿いに掲げていれば、道路を通る全ての人にアピールすることができるので
とてもいい宣伝となっています。
のぼり旗を上手に利用し、お客様にたくさんお越しいただけるような施設に
したいものです。
観光とインバウンド|100年前から続く外客誘致
2018年の訪日外国人数は、2017年の2,869万人を既に上回っており過去最高となっていますが、100年前の1912(明治45)年3月には2万人と僅かでした。
1878年(明治11年)には、箱根宮ノ下に本格的な外国人向けホテルとして富士屋ホテルが創業し、富士屋ホテルには喜劇王チャールズ・チャップリンや朋友岩橋武夫の為に訪日したヘレン・ケラーなどの著名人が宿泊しています。
日本の外客誘致は、インフラ整備を進めるフランスやメデイア広告による誘致を行うイギリスなどの西欧諸国に倣い、1912(明治45)年3月には政府組織の「喜賓会」の外客誘致事業を引き継いだ現在のJTBの前身となるジャパン・ツーリスト・ビューローの結成され外客誘致が本格化します。
現在のJTBの前身となるジャパン・ツーリスト・ビューローは、1912(明治45)年6月から1928(昭和11)年6月まで「ツーリスト」が刊行されると共に、日本各地及び外地・植民地の旅行情報が外客にも発信されました。
結果的には、現在と同様に温泉を目玉として欧米客の誘致に成功し、現在では忍者や侍などの日本の独自文化に加えアニメの世界的人気が外客の誘致に一役買っており、中国や韓国などのアジア客も急増しています。