幕やタペストリーで代表的な素材であるトロマットの撥水対応バージョンの生地です。
白生地はちょっとマットなテイストがあり、真っ白よりかは若干黄味がかっています。
この生地のすごいところは洗濯後もある程度性能を維持するところ。
生地をもって左右に振ってみると下記のような水が塊になります。
注意事項 柔軟剤 漂白剤は使えません。
また水をはじくだけでなく、防汚や撥油性能もあります。
とはいえあくまで工場の試験効果で、実際は異なるかもしれません。
一度同社でも実験したいと思います。
撥水トロマットの染色技法
1枚~ 昇華転写技法 基本納期5日~
水をはじく!撥水加工のポリエステル生地の良さ
撥水生地は撥水機能を備えた布や合成繊維などの生地のことです。
撥水加工が何もされてないと、水にぬれたときすぐに水が浸入しびしょびしょになりますが、この加工がされていれば水をはじくのです。
撥水加工された製品は日常的に使われ、雨に強い製品は常に求められる傾向があります。例えばアウトドアでキャンプを行なった際、いつ雨が降り出してもおかしくない環境下では撥水する機能があるテントを使用します。他にも水分が含まれると困るものにも水をはじく機能が必要で、その機能がないと速やかに製品の機能が落ちてしまいます。
このように撥水機能持つものは身の回りに多くあり、中でも雨を想定した製品には多くその機能が持たせてあります。使われる生地はナイロンなど合成繊維が多く、中でもポリエステルにこの加工を施されたものは高い撥水力を見せ、雨傘やレインコートなどの雨具には常に加工されます。加えて耐久性が高いことやシワになりにくいという優れた特長があり、速乾性も備えていることから日常的に使用されます。
また比較的高温度に耐え得る素材で、安価であることも優れた特長と言えるでしょう。加えて肌触りが良く、滑らかな感触がありますから衣類などに採用されることも多い生地です。
ポリエステル撥水トロマット生地 物性データ
糸番手縦横 | 打込本数 縦×横 | 厚み(m/m) | 質量(g/㎡) |
15d/1 X 150d/2 | 110本 × 50 本 | 0.31 | 160 |
引張強さ(N) JIS L 1096A法 幅2.5cm ツカミ間隔10cm |
引張伸度(%) JIS L 1096A法 幅2.5cm ツカミ間隔10cm |
引張強さ(N) JIS L 1096 A-1法 |
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タテ 1550 ヨコ 1500 | タテ 61.4 ヨコ 61.2 | ||
JIS L 1092 撥水スプレー法 |
JIS L 842 耐光 |
SR性落ちやすさ 103法 |
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洗濯0 5級 洗濯20 3級 | 4級 | L0 4-5 L10 4-5 L20 4 |
※日本工業規格JIS L 1096織物及び編物の生地試験方法による
この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人繊維評価技術協議会(JTETC)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格のことである。(抜粋 JISCは、Japanese Industrial Standards Committeeの略称で、正式には、日本工業標準調査会のホームページより)
当社在庫 取り扱いトロマット生地幅 180cm