意匠(いしょう)とは

  • 2018.4.18

意匠とは新規性と創作性があって美感を起こさせるような外観を有する物品の形状、模様、色彩のデザインのことをいいます。
つまり見て綺麗だな、かっこいいな、美しいななどと感じるものが意匠になるということです。

オリジナルのものであるという事も必要で、これによって他との差別化をすることも出来るといってもいいでしょう。美しいものは印象に残りやすいという事で、巧みな意匠のモノは昔からさまざまなところで重宝されることになっていました。今でも美しくてオリジナル性があるものは真似されないように権利として守るという事がなされていて、それが意匠法として成立してる法律となります。これによってオリジナルのデザインを守ると共にオリジナルを考える人の権利を守るようにしています。
よくネットのものを使ってとかとかお声がけいただく場合があるのですが、著作権法によって守られておりますので、
当社ではお客様が著作権をお持ちの場合か使用許可を得られているものでないと製作は不可能となりますので、あらかじめご了承いただければと思います。

オリジナルの権益を守れば、他の新しいデザインを考える人に取っても意義がある事になるので、新しいデザインが出来る源ともなるということで、このような法律が出来ています。

意匠(いしょう)を際立たせるのぼりとは

意匠(いしょう)を際立たせるのぼりは、昔からデザイナーというかのぼりの制作者の大きな課題だったといってもいいかもしれません。

そのために、制作者は知恵を絞ったりしています。のぼり旗が風にはためくようにしてあったり、音を立てやすくしてあるのもその工夫の一つと考えてもいいでしょう。
のぼり旗は見られて意味を為すものですから、これは遠くから見て目立つという事を考えてデザインされるようにもなっているのです。

のぼり旗の絵はかなりシンプルにされている事が多いともいえるかも。そして、オリジナルの分かりやすいマークの構成で作られている事も多いものです。のぼりとして使用されることを考えて、色は赤や黄色などの目立つ反対色がのぼり旗には使用されることが多いのも特徴的。

丸や三角、四角などの分かりやすい形の組み合わせでのぼり旗の柄を作る事も多く、見てすぐに所有者や宣伝の内容がわかるようにしているのがのぼりの特徴的なところでもあります。

意匠(いしょう)の登録

工業用デザインなどの意匠の権利は登録をすることによって発生します。ですが、個人が作ったデザインも著作権はその個人もしくは所属団体となっております。
安易に許可されていないものを使うと訴訟なんて問題にもなります。

ただ訴訟されるからではなく、作り手やデザインの生みの苦しみを理解して、性善説にて守れていけばいいのにと節に願っております。

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