フルカラーとは、あらゆる色を意味しています。
つまり、表示装置や印刷物やデータなどがあらゆる色で表示できることを
指して一般的にフルカラーという用語が使われます。
具体的な染色方法で言えば
がそれにあたります。
通常布の業界でのインクジェットプリントではCMYKにて表現します。
具体的にいうとC(0~100)M(0~100)Y(0~100)K(0~100)の掛け合わせとなります。
パソコン用語にも同じ言葉がありますが、そちらの場合はコンピューターで
扱う1677万7216色の色の数を指します。
フルカラーのメリットは、カラフルな色合いを実現することが可能な点です。
モノクロの場合は白と黒など2色でしか表現することができませんが、
フルカラーならいろいろな組み合わせを考えることができます。
それは見た目もきれいになりますし、強調したい部分は強調するなどの
メリハリをつけることができます。
のぼり旗でも、フルカラーを活用すると集客効果を生むことが可能です。
日常の景色は意外とカラフルで、単色であれば埋没してしまいます。
そのため、他と差別化を図るためには、他と異なった見やすい配色を
考えることで、印象に残るのぼり旗にすることができます。
のぼりの印刷がフルカラーのワケ
オリジナルののぼりを製作することのできるサービスがありますが、それは中身を好きなようにこだわることができるほか、色も好きにすることが可能です。
オリジナルののぼりを格安で購入できるネット店も増えており、個人店などを中心として多くの方がサービスを利用しています。
デザインはオリジナルで既製品ではありませんから好きにすることができますが、フルカラーで作っている例が多いです。それはやはり、のぼり旗が集客や宣伝に使われるものであるから当然であるといえます。
目立たないのぼりを立ててもそれは見てもらいにくくなるので意味がありません。
多くの人にアピールをしたいなら目に入れてもらわなければ話になりませんが、のぼり旗の配色がカラフルならば、他の景色に埋没せずにのぼり旗に注目を集めることが可能となります。
したがって、オリジナルで作ってもらう場合にも、のぼりは地味なものよりは、やや派手で注目を集めやすいものが選ばれています。