お店などで宣伝に使われるのがNOBORIです。
ケーキ屋さんでも使われることが多いのですが、特にそのお店での
主力商品やオススメ商品の写真を掲載してNOBORIを作ることが多いのです。
クリスマス時期でしたらおすすめクリスマスケーキの写真をNOBORIに
入れるのがいいでしょう。
クリスマスケーキがどのようなものか実際にはお店のショーケースを
見なければ分かりませんが、NOBORIに写真があれば入らずに商品が
わかるのでお客様に興味を持ってもらえます。
この時に大事なのはおいしそうな写真を掲載することです。
この手のケーキは見た目の豪華さが大事ですが、それだけでは
インパクトに欠けますのでキラキラの効果を入れてみるなど
するといいでしょう。
またそのお店の商品の価格にあった演出が大事です。
高級なお店ならシックな雰囲気に、庶民的なお店でしたら明るい雰囲気に
するのがいいでしょう。
これで何もしないのとは違いケーキの売り上げも例年に比べて上がります。
アルザス地方のクリスマスの伝統菓子「ブッシュドノエル」の意味と歴史
昔ながらの華やかなデコレーションケーキもクリスマスらしいですが、最近ではそれよりもシックで落ち着いた雰囲気のブッシュドノエルも定番のクリスマスケーキになっています。
ブッシュドノエルはフランスのケーキで、19世紀の終わりに歴史学者でありパティシエでもあるピエール・ラカンが生み出したといわれています。
薪の形を模したロールケーキで、巻き込んだバタークリームは木の年輪に見立て、周りを茶色いチョコレートやコーヒークリームで覆って粉砂糖を振り、メレンゲで作ったキノコなどで飾った伝統的な物です。
薪はその昔、家内安全などを願うためのクリスマスには欠かせなかったアイテムで、クリスマスの装飾としてテーブルを飾っていたという事、そういった意味も込められているケーキがブッシュドノエルです。
日本ではバタークリームだけでなく、生クリームで作られることも多くフルーツや栗などを贅沢に使った華やかな物もあります。どちらかというと、ブッシュドノエルは大人の雰囲気のケーキなので、ひと味違うクリスマスというイメージで写真を掲載すれば、ちょっと甘いものは苦手だというお客様にも興味を持ってもらうことができ、売上アップも期待できます。