オリジナルのぼり旗・横断幕の「はとめ加工」とは
はとめ加工とは主に横断幕や懸垂幕を紐やロープなどで取り付けるために金属製の穴の空いたはとめリングを取り付ける加工の事を表わします。
オリジナルのぼり旗の場合は、はとめの穴にロープを通してポールと固定して掲示するケースによく用いられます。
取り付け位置の裏側には布を取り付け、のぼり旗の自重に耐えられるのはもちろんのこと、多少の風に吹かれても問題が無いように補強を施します(裏レザー加工)。
のぼり旗の素材と補強用の布をはとめ金具で挟み込み、プレスする事でしっかりと固定されスムースにロープを通すための穴と強度を実現するため、安心して掲示する事ができるようになります。
はとめにはさまざまなバリエーションがあり、通す事のできる紐やロープの太さに応じて大きさも比例するのと同時に、元々のデザインに被ってしまう範囲も大きくなるためデザインや取り付け位置を検討したりデザインの段階からあらかじめはとめの取り付け位置を想定しておく必要があります。
デザインの邪魔をしない位置に配置!
せっかくオリジナルのぼり旗にはとめ加工を施して目立つ場所に掲示する事ができたとしても、それによってデザインが損なわれたり、会社名やキャッチコピーなどに被る事で見辛くなってしまう一方で、デザインが決定した後でデザイン性を重視しながらしっかりと固定できるはとめの設置位置を決めるのは困難を極めます。
オリジナルのぼり旗は、一目見たインパクトが重要で通りすがりのほんの一瞬でメッセージを伝えるためにもはとめの位置が鍵を握っていると言っても過言ではありません。
そのため、オリジナルのぼり旗のデザインの邪魔をしない位置に配置するだけではなく、はじめからはとめの設置位置を想定したデザインを制作する事も大切です。
標準サイズは機械で打ち込みとなりますが、そのほかは人間の手打ちです。
固定に使用するロープの太さの想定によっても変わりますが、はとめの外径から概ね10mm程度の余裕を持ってそのエリアには余白を設けるなどして、のぼり旗に表記するデザインやメッセージを損なわないようにします。
ハトメ加工等の部材については仕入れ等やメーカーの都合で入れ替わりします。案件と共にご相談ください。
なお生地と同じく売ハトメ等だけの販は致しませんので予めご了承ください。