ドラッグストアチェーンの各地域への店舗の拡充により、
薬局業界の競争も熾烈な状況になってきています。
こうした環境の中では、各店舗がより集客を見込むための
様々な工夫を取り入れる必要があります。
そうした中でも、消費者により直接的に訴えることができるのが
ポスターや看板といった視覚情報です。
しかし、大通り沿いの店舗などでは、走行中の車などからもはっきりと
見える視認性のあるものが必要となります。
そうした時に有効なのがのぼり旗の活用です。
のぼり旗は、大量製作のシルクスクリーンプリントで安価で製作が可能で、また設置の方法も多様なので
駐車場の周囲など、店舗の様々な箇所に設置することができるのが
大きな利点です。
また、のぼり旗に記載する内容も、新たに取り扱う薬剤や、
ポイントデーの告知、安売りの情報など、薬局に特化した内容を
自由に選択することができるのも便利な点です。
また、より視認性の高い色を使うなど、デザインにも自由がきくのが
のぼり旗の大きなメリットです。
ポイントカードの起源はある電気屋にあった!
ドラッグストアで買い物をするときには、発行されたポイントカードを活用すると便利です。これをうまく活用して買い物をすることでポイントが貯まって景品に交換することが出来たり、あるいは特定の日に割引などができるようにもなっています。
このポイントカードの起源は、とある電気屋が始めたのがきっかけです。それは、ヨドバシカメラであり1989年4月に現在のポイントカード制度が誕生しました。ここでは、現在のようなプラスチックのカードに記録させる形として一番最初ということになります。
それ以前は、ポイントを集めることはスタンプを順番通り押してもらう形式をとるか、シールを貼っていくものとなっていました。ヨドバシカメラがなぜ現在の形のものを導入できたかというと、早くから大型コンピュータを導入していたためでありサービスが利用できたのはそこだけであったためです。
ではポイント制度そのものを作って始めたのはどこかというと、一説には戦前にあたる1916年に北九州市の久我呉服店が始めたともいわれています。ただし、久我呉服店のポイント発行システムは内容そのものについての多くが残念ながら不明となっているため、現在の制度につながるポイントカードのシステムはヨドバシカメラが起源と考えて良いでしょう。