Illustratorバージョン

  • 2018.2.3

デザイン制作に向いているIllustrator(バージョン)とは

デザイン制作オリジナルのぼり旗のデザインを作る時、当社が推奨しているソフトウェアIllustratorを利用する事が重要な要素になります。

自分が普段利用しているソフトを利用してデザイン制作を行い、その後でPDF形式に変換しておけばデータ入稿ができます。
※ただし完全データの扱いとなるかは実際のデータを見てみないと何とも言えません。安全にいかれたい場合はイラストレーターよりPDF化が望ましいです。

本格的なデザインを作ってオリジナルのぼり旗を作る場合は、Adobe社のIllustratorがお勧めです。このソフトウェアはデザイン制作に特化したもので、様々な分野のデザイナーが利用しているなどからも本格的なのぼり旗のデザインを作り上げる事が可能ですし、特殊なフォントを利用してオリジナルのぼり旗を作りたい時などは、フォントをアウトライン化しておく事で、お店がファイルを受け取った際に文字化けなどが起こりません。

ちなみに、このソフトウェアにはCSやCS2、CC2015やCC2017などの文字が記載してあるものが有りますが、ソフトウェアのバージョンになるので、指定しているものを利用するようにしましょう。
※当社ではccを利用しているので、おそらくどのバージョンにも対応できると思います。

最新のものがベスト

データ作成ソフトウェアは定期的に機能追加を行ったり、不具合を修正するなどで新しいものが登場します。これはすべてのソフトウェアに言える事ですが、現在利用しているソフトウェアで作成したものは、将来的には開く事ができなくなる可能性が有ります。

例えば、Illustrator CSとCCの2つを比較した時、CSはVer11.0、CCはVer17.0になります。自分が持っているものがCS、のぼり旗を制作してくれるお店が指定を行っているものがCC、もしくはCC以降のバージョンの場合、CSで制作したオリジナルのぼり旗入稿データはお店で開く事ができません。

中には互換性を持つものも有りますが、基本的には制作時には最新のものを利用するのがベストです。但し、新しいものを購入できない事も有るかと思われますが、この場合はデザイン制作した後に、PDFに変換を行ってデータ入稿を行うようにしてもよいでしょう!

過去にリリースされたバージョンは?illustratorの歴史

アドビシステムズによってリリースされているドローソフト・illustratorは、もともと社内におけるフォント制作やPostScript編集を行うためのソフトでした。社外に販売を見据えて、一般のコンシューマー向けとしてMac版の開発が着手されたのは1986年12月のことです。

翌年の1987年1月には、製品版がリリースされます。1988年にはバージョン1.6が公開され、製品の名称はillustrator88と改称されています。さらに翌年にはバージョン2.0と銘打って、Windows版もリリースされる運びとなり本格的に世界各地のユーザーを意識した戦略へと切り替わります。

その後も1990年に3.0、92年から94年の3年間は毎年1回ずつバージョンが更新されて行きました。特に94年の5.5に至っては、未だに一部の印刷会社において原稿データを受け付けているほど優れた出来映えとなっています。

以降も96年には6.0が更新され、97年には2つのOSの製品版が出るといった充実ぶりです。さらに98年にリリースされているバージョン8.0についても、5.5と同様にこのバージョンを最古の受付フォームとして採用している印刷会社があります。

このバージョン8.0からはアンチエイリアスを採用したことにより、より滑らかな描画が可能となりました。2000年にはアピアランスの要素や透明効果などを追加した9.0、2001年においてはMacのOS9とXの両方に対応している10.0が発表されています。

Mac

大きな節目となるのが2003年10月にリリースされたバージョン11.0、またの名がCSです。以降のバージョンは数字の前に、CSというアルファベットが追加されていきます。俗に言うCS1では、テキストエンジンの刷新と3Dモデリング機能が実装されました。

Mac版に至っては、CSのナンバリングからはOSはXが必須です。2005年4月にリリースされたCS2では、ビットマップ画像をベクトル画像へと変換するライブトレース機能が搭載されています。また不正コピーなどによる利用を防止する目的で、アクティベーションが導入されたのもここからです。

2年後の4月にはライブカラーや消しゴムツールが追加されたCS3、さらに1年後には複数のアートボードとタブウィンドウが使えるCS4が公開されています。遠近グリッド・絵筆ブラシが搭載されたCS5は、2010年にリリースされました。

2012年4月23日には、64ビットOSに対応するCS6へと変貌を遂げています。なおCS6を最後にパッケージ版が終了しており、以降は2013年にリリースされたサブスクリプション版・CCへと切り替わっています。

illustratorのライセンス形態・価格・インストール方法

2013年5月にリリースされたバージョンCCより、illustratorはパッケージ版からサブスクリプションへとライセンス形態が変化しました。バージョンのナンバリングも、数字のみやCS時代の時とは異なり提供された年代がCCの後に追加される形状になっています。

ちなみにこのCCという名称は、CreativeCloud(クリエイティブクラウド)の略称です。クラウドという名称からインターネットに常時接続する必要があるとイメージしがちですが、実際にインターネット回線が必要となるのはパソコンにインストールする時のみです。

インストール方法は提供元であるアドビの公式サイトへとアクセスし、購入契約を結んで製品を利用したいパソコンにダウンロードします。実はオンラインによるダウンロード販売はCSの最終版である6の頃から行われていましたが、2013年にリリースされたCCからは完全にダウンロード販売のみとなっています。

購入とアプリのダウンロードの際には、AdobeIDが必要です。アドビの公式ホームページにて、メールアドレスと自分で考えたパスワードを用意すれば無償で取得できるため安心してください。購入時に用いたIDとパスワードは、CCを起動してサインインする際にも必須です。

ただし毎回サインインする必要はなく、初回起動時だけであり以降はインターネット回線の接続もいりません。月々プランの更新やライセンス確認の際も、回線が必要であることは覚えておきましょう。CCを利用するにあたって、利用期間と使いたいソフトウェアによりいくつかのプランが用意されています。

まず年間プランと月々プランが存在し、さらにillustratorのみもしくはPhotoshopなど他のアドビソフトを含めたデザイン系のコンプリートプランのいずれかを選ぶこととなります。単体版の場合月々の方は毎月2,480円で、年間の場合は1年間利用すれば26,160円です。年間プランの方が、月々よりも1ヶ月あたりの利用料金が安くなります。

単体版だけでなく、他のアドビ製品も詰まったコンプリートプランにも年間と月々の期間設定が用意されています。コンプリートプランの月々の利用料金は毎月5,680円で、年間の場合は1年間で65,760円です。こちらも単体のプランと同様に、年間プランの方が少し得になるように価格設定されているため、まずは体験版を利用してから検討すると良いでしょう。

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