
簡素な展示台でも装飾を綺麗にする事で、効果的な宣伝を行えるので腰巻きサインはその意味で汎用性の高い販促物です。自身で製作できなくとも専門企業が請け負う事例も多く、その場合は正面や側面等のデザインを指定して注文します。
素材の指定もでき、最も人気があるのは防炎エステルスラブ素材の物で洗濯しても防炎剤が落ちないので継続的な使用に適しています。尚、精密機械や割れ物を展示する時には、エステルキャンパスと呼ばれる滑りにくい素材での注文がお勧めです。この時昇華転写プリントで印字をすると、腰巻きサインのクオリティも一段階高くなるので、精密機械に限らず高級品の展示にも適しています。
反対にコスト削減したい時にはポンジ素材の腰巻きサインもお勧めで、室内使用の横断幕等天候や摩擦の干渉を受けにくい場所で積極的に使用されている歴史があります。ただし外部案内の用途で使う時には横断幕に撥水加工もおすすめなので、使用環境に合わせた物を用意しましょう。
テーブルなどに巻いて存在をアピール
販促物を固定オブジェクトとして製作する場合、コストもかかるのでテーブルに布を巻いて宣伝する方法がお勧めです。また商品と販促物の場所が近くなるので、閲覧者が内容を素早く理解できるメリットがあります。
最も有効なのは円柱状のテーブルに設置する方法で、人の集まる中心部分に設置すれば付近にいるだけで情報の一旦だけでも訪れた方に閲覧してもらえます。その上この使用方法は設置方法を工夫すれば横断幕で代用もできるため、製作費用の節約面でも有効です。ただし印字場所によっては設置しても内容が見えないため看板の役目を担うためには、ある程度デザインを絞った製作が必要です。
一方商品紹介をしてじっくり内容を見てもらう場合は、四角いテーブルに対して腰巻きサインを使用します。なので布全体に宣伝内容を掲載しなくても良いため、印刷費用という視点からコスト削減が可能なメリットがあります。特に企業のプロジェクト発表の場合は、社名を一箇所だけ印字するだけで視界に入るので、展示会では積極的な使用をお勧めします。
展示会などで他の企業より目立てる!
複数の企業が合同で展示会を開催する場合、横断幕や看板で大まかな内容を理解できる物と、それを理解した上で内容を知りたい人に向けた物と二段階の宣伝が必要です。この内より詳細な宣伝をする用途で使われるのが腰巻きサインで、情報力も豊富にできるため製作と設置にも工夫が必要です。
看板を目立つ事のみに特化させる時は、白い布に対して社名や商品名を一つだけ印字して名前を喧伝するような方法がお勧めです。この時ワンポイントとして片隅に販売実績数等を記載しておくと、同業種販売元の商品よりも魅力を宣伝できます。そのため過去の展示会でも白い光や布地の中に名前が光輝くようにして見える販促物が多く存在し、歴史の傾向ともいえる現象を作り出してきました。
ただし一方で近年ナチュラル色の販促物を製作する企業も多く、特にエコや節約志向を押し出した企業に特徴が現れ歴史を築こうとしています。なので原色系の腰巻きサインを使用しても、緑等の眼に刺激の少ない色と併用して自然な形で目立つ用途で使用される事も歴史の傾向として現れています。