帆布は文字通り、船の帆に使われているように
大変丈夫でしっかりとした生地です。
厚さの基準として、11号~1号があり
1号が最も厚いものとなります。
ポリエステル素材のエステルハンプでは
11号でお取り扱いをしております。
先述したように、丈夫なことから
身近なところでも様々な用途で使われており
帆布のれんとしても高級感が出て大変人気の素材です。
上記のような生成り生地を染めることも可能です。
帆船で使われる帆布は「ズック」とも呼ばれる!
帆船の帆として作られた布は麻や綿の繊維を撚り太い糸にして平織りにした布で、
丈夫で加工すれば防水効果もあり帆船の帆として使われたことから帆布とも言われています。
また別名ズックとも呼ばれ、布製の靴としても使われ布製の上履きをズックと呼ぶ地域も有ります。
他にも丈夫で防水加工や染色、模様をデザイン加工することもできるため、カバンやトートバッグに使われることも多く専門のメーカーもあり、若い人に向けて販売されている人気でオシャレなアイテムとして販売されたいます。
室内のインテリアでも使用され、ランプシェードやランチョンマットや収納雑貨の箱型や丸型の製品も作られています。
またお店ののれんやエプロンなどにも使用され、ロゴやデザインなどを入れることでオリジナルな演出をすることも可能です。
平織りの帆布は布を扱う専門店やインターネットショップで購入することもできます。
色も豊富なので、趣味でお財布や小物入れお子さんの通園用のバッグなど丈夫さを生かした手作りをする方も多く、教室も開かれています。
丈夫な生地のため、加工が難しいと思われる方もいますがお裁縫用のはさみとミシンが有れば小物の袋や簡単な財布であれば直ぐに作ることも出来ます。
綿生地:11号 帆布(ハンプ)の染色技法
- 印染め(引き染め = 本染め)
- 手描き顔料染め
<関連生地:綿風ポリエステル>
・エステルハンプ
弊社の11号帆布 綿生地 物性データ
ホルムアルデヒド一般用 (μg/g)横 厚生省令第34号 アセチルアセトン法(一般用) |
ピリング(級) JIS-L-1076 A法 10時間 |
厚み(m/m) | 質量(g/㎡) |
20以下 | 5 | 0.58 | 321.3 |
引張強さ(N) JIS-L-1096 ストリップ法 |
引裂強さ(N) JIS L 1096 ペンジュラム法 |
滑脱抵抗力(mm) JIS-L-1096 B法(117.7N) |
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タテ 914 ヨコ 496 | タテ 21.6 ヨコ 12 | タテ 0.7 ヨコ 0.6 |
※日本工業規格JIS L 1096織物及び編物の生地試験方法による
この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人繊維評価技術協議会(JTETC)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格のことである。(抜粋 JISCは、Japanese Industrial Standards Committeeの略称で、正式には、日本工業標準調査会のホームページより)
綿生地:変わり織(天然繊維) 注意事項
- 染料の性質上、水や汗等で濡れた時、また、強くこすられた場合、
摩擦により色落ちし、他の繊維を汚すことがあります。 - 他の洗濯物(特に白や淡い色)と一緒に洗わないでください。
- 水につけた状態を長く続けると色がにじむ場合がございます。
当社在庫 取り扱い11号 帆布綿生地幅 白90cm 生成り150cm