産地直送のぼりを作成するなら、おすすめの形状は一般的な縦長タイプの180cm×45cmです。
縦長のタイプは、産地直送のぼり以外にもさまざまな用途で作成され、
あらゆるシーンで使われています。
産地直送(さんちちょくそう)とは流通形式の一つであり、生産者と消費者が直接に取引を行うことで、生産者から直接消費者の下へと製品が届けられるという形式。産直と略されている。これが行われることで製品は卸売業や小売業を通さないで消費者に届けられることから、消費者は安い価格で製品を入手することが可能となる。産地直送の農産物ならば価格が安いことに加えて新鮮な状態の製品が消費者の元に届けられるというメリットも有る。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
それだけ多くのシーンで使われると言うことは、のぼりに大切な訴求力が
高いことの証明でもあります。
また、一般的な縦長のタイプは、180cm×60cmののぼり旗の低コストで短納期で
作成できるのがメリットです。
特注となる形状だと、あまり注文されることはありませんから
その分コストは高くなってしまい、納期も長くなってしまいます。
これでは、費用対効果が悪くなってしまいますし、
産地直送のぼりが必要な時にすぐに使うこともできません。
また、特別な形状をしていると、産地直送のぼりを設置するときに
手間もかかってしまいます。
一般的な縦長のタイプなら、業者は生地を大量に仕入れていますし
特別な手順も必要ありません。
そのため、低コスト・短納期を実現できて、作成後の設置も簡単になります。
訴求力の高さに加え、負担が少なく使いやすいのも、産地直送のぼりには
縦長のタイプをおすすめする理由です。
ただし、道路に面した店舗や販売店に設置する産地直送のぼりを作成するなら
特大サイズ90cm×270cmもおすすめです。
特大サイズ90cm×270cmはその大きさから、ドライバーの目に留まりやすくなります。
一般的なタイプよりもコストは高く、納期も長くはなってしまいますが
それ以上の訴求力の高さが魅力なので、余裕があれば産地直送のぼりの
作成には特大サイズを選ぶのも良いでしょう。
『産地直送』の定義とは?|安全性を確保する産直5原則
日本生活協同組合連合会によると、産地直送はただ食品を流通させるためのシステムではないと考えられています。
食べ物を介して生産者と消費者がつながることが可能です。地域のことや暮らしのこと、食品のことなどに向き合うという共通した理念を有しています。
産地直送が開始されたのは1960年代頃から1970年代頃にかけてです。安全性が高くて安心することができる食品を望んでいる人の意見を取り入れました。しかしそれぞれが独自に考えて行っていたので、確実な定義というものがなかったのです。
1980年代に入ると事業がどんどん広がっていきます。急に発展していったために産地直送が追いついてこないという事態が発生します。そこで産直3原則を設けることによって統制をとることができるようにしました。
2000年代に突入すると、産直5原則が全国的に普及し始めました。
そのことによって安全性がしっかりと保たれて、正確な表示をするようになって確かな商品としてトレーサビリティが維持されるようになります。
現在では産地直送の需要が非常に高いです。
自給率を向上するための努力もしっかりとされており、現在飼料米を活用した豚や卵、地域を活性化することに役立つ小麦や米などを用いた商品が開発されています。