本を購入する際にはネット通販が利用されたり、電子版で
ダウンロードがされる事もありますが、そういった現状ゆえに
大阪の本屋の売り上げも下がっていると言われています。
そんな現状を改善する為には本を売る為の努力が
必要になりますが、その一環として大阪のお店では
新書コーナーのアピールをしてみるのも良いと言えます。
大阪でも本屋に立ち寄る方の中には新書に関心がある方も
多いですし、新書コーナーをアピールする事によって
購入に繋がる可能性もあります。
大切なのがアピールの方法ですが、大阪において
気軽に導入できる広告としてミニ幟があります。
幟を配置する事によって、そこに何かがあるという事を
知らせる事ができますし、効果的に宣伝をする為には
気付いてもらう事が大切ですので、その為にも
大阪でおいても幟は有効です。
幟というと大阪でも大きなサイズの物を連想される方も
多いと思いますが、幟にはミニタイプもありますので、
新書コーナーにも置いておく事ができますし、
スペースも取らないので置き場所に困る事も少ないと言えます。
テレビドラマのタイトルにもなった重版出来!そのカラクリとは
このような本を売る努力が報われる一つの形が重版出来です。
これは本を製本する際に最初に印刷する部数をあらかじめ決めておいたけれども、その後売れ行きが好調等で再度本を印刷することになる状態を言います。読み方は「じゅうはんしゅったい」で、漫画で連載されていたものがTBSドラマとして「重版出来」というタイトルで放送されたことにより世間でも認知された言葉といえます。
2016年4月放送のドラマで今から約2年前のものとなりますが、主演である編集者を演じる黒木華が体育会系のノリで作家と渡り合う軽快なタッチで描かれていたものでした。この中でも売れている本が、重版出来となってさらに流通していく様を描くとともに、逆に売れなかった本は初版でも裁断に回されていくという現実が示されていました。
ただ、この重版という言葉が認知されたため、売り方として最初の部数を少な目に設定しておいて、すぐに重版をかけて重版出来の本ということで人気がありますよというストーリーにして流行に敏感な人達に売り込もうという販売戦略なども見られるようになりました。
その結果、売れている本、本当に流行している本が重版、三刷などいった印刷を重ねているものという関係性が疑わしくなっている現実もあります。