市場などの朝市には新鮮な食材などを手に入れるチャンスで
客の立場からすると非常にお買い得な場面です。
また、売り手の側からしても多くの客を見込むことができるだけに
稼ぎ時ともいえるのですが、早朝から開催される朝市というのは
ただ新鮮で安い商品が揃っているからといって
客足が増えるとは限らないのが悩みどころです。
というのも早朝というのは人通りも少ないだけに、せっかくの朝市が開催されていても
開催場所がわからずに、たどり着けないという人も増えてしまうためです。
そこで、そのような時にはお知らせ代わりとしてのぼりをたくさん立てておくと
開催場所のアピールになると同時に道案内代わりになってくれるのです。
のぼりを開催場所に通じるように立てておけば、それを目にした人は
その流れにそって行けばたどり着くことができますし、元々買い物に行く
予定がなかった人も、のぼりを見ることで足を運ぶということもあります。
このようにのぼり旗は、地味な存在ながらも高い効果を発揮してくれるのです。
駅前広場の野菜の立ち売りがきっかけ!朝市の歴史
朝市は今でも盛んな文化ですが、元々は函館市で始まったものです。
函館朝市が起源とされ、昭和20年前後に函館駅周辺の駅前広場で、農家の方々が取り立ての野菜を立ち売りした事がきっかけで定着しました。
始まった当初こそ、非正規の市場でしたが徐々に人気と信用力が増していき、露店が周辺に集結していき、大規模な一つのマーケットに成長したようです。
今現在では公式の市場となっており、野菜だけではなく新鮮な魚介類が数多並んでおり、函館が誇る観光名所にもなっています。
農作物の販売も行われており、他にも水揚げされた新鮮な海の幸をその場で味わえるブースも用意されており、グルメに関心がある方なら一度は足を運んでおきたい名所と言えます。
朝市という言葉は既に全国的になっており、美味しい取り立て新鮮な山や海の幸が集まるフレッシュなマーケットとして、日本人の間で浸透しています。
東京や大阪の市場でも朝早くから開催されており、飲食店の仕入れ担当者や早起きが得意な一般の方、美味しい食材を賢くゲットしたい奥様方に支持されているのです。
栄養満点の食材が格安な価格でゲット出来る点、普通のスーパーには並ばない希少価値が光る商品が手に入る点などが人気の理由であり、今度とも市民に愛される販売方法でしょう。