塩化ビニル樹脂を主材料とした塩ビパイプは耐久性があり価格も安いことから、水道管や電線管などに使われています。
用途に応じてVP管(HIVP管)・VU管・HT管・VM管の主に4種類の塩ビパイプがあります。
主に一般的に使用されているのはVP管(HIVP管)とVU管になります。
VP管(HIVP管)は飲料用に可能なJIS規格をクリアした塩ビパイプになります。
給水用や排水などに使われています。VU管もJIS規格をクリアしていますが、飲料用ではありません。
VP管よりも薄くなります。HT管は他の種類に比べると耐熱性があるので、給湯用・高温排水用として使用されています。
VM管はVP管よりも大きなサイズですが、主に農水用として使用されています。
オーダーで横断幕やタペストリーを作る場合は、サイズなどで塩ビパイプを選ぶことができます。
耐久性などに優れていることから、自分たちが気に入ったものを長く使うことができ、価格も安く済むので魅力的です。
当社取り扱いは硬質塩化ビニル樹脂pvcとなります。
白のみ
外径×内径×長さ(mm)
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- 5.8×4.5×1650 重さ16g/m
- 8×6×2020 重さ33g/m
- 10×8×2020 重さ43g/m
- 11×9×2020 重さ48g/m
- 12×10×2020 重さ52g/m
- 15×13×2020 重さ66g/m
- 18×15×2020 重さ117g/m
- 20×17×2020 重さ131g/m
- 22×18×2020 重さ189g/m
- 25×21×2020 重さ217g/m
下記黄色パイプ - 10×8×1000 重さ43g/m 黄色
- 12×10×1000 重さ52g/m 黄色
- 15×13×1000 重さ66g/m 黄色
塩ビパイプの強み
塩ビパイプは耐久性だけではなく、耐衝撃性・耐薬品性など以下のような様々な長所があります。腐食に強くコストも安くで済むことから数多くの用途で使用されています。
耐久性に優れており耐用年数が50年以上もあります。
耐食性もあって腐食に強く、酸やアルカリなどにも影響を受けず汚物も付着しにくいことから、土の中に埋める水道管などで大いに活用されています。
また、電気を絶縁しますので、漏電などの心配がなく電線用としても使用されています。
アルミと同程度の強い強度があります。曲げや衝撃にも強く運搬にも便利なため、オーダーで作った横断幕やタペストリーなどの持ち運びにも便利です。
他の素材のパイプに比べると価格が安価です。パイプの価格だけではなく、軽量で持ち運びしやすく施工が簡単なため、諸々の経費を考えても他のパイプよりも低コストで済みます。
オーダーでのぼり旗の横断幕やタペストリーを頼んでも、低コストで管理もしやすいので助かります。
塩ビパイプの弱点
数多くの長所があり様々な場面で活用されている塩ビパイプですが、長所ばかりある訳ではありません。次のような弱点もありますので、オーダーで横断幕やタペストリーを作って使用する時にも注意が必要です。
穴や損傷している箇所があると、たとえ小さい傷でもその部分の強度が低くなります。定期的に損傷箇所がないかどうかを点検することで、パイプが折れるなどの事故を未然に防ぐことができます。
太陽光の紫外線によりパイプの表面が白くなったり、太陽熱で曲がりやすくなります。炎天下の中に設置するのではなく、日陰などを上手に利用して紫外線や直射日光を避けることでこれらの損傷を防ぐことができます。
5度以下の低温では割れやすくなることも弱点の1つです。
特に冬など寒い日が続く時には、屋内に移動させるなどの工夫をすることで長持ちします。
また、シンナーやベンゼンなどの有機溶剤にも弱いので、のぼり旗の近くでこれらの溶剤を使って何か工事などをする場合には注意が必要です。
いずれにしても、横断幕やタペストリーを使う時にも日頃の小さな心がけで大きなダメージを防ぐことが可能です。