幼児期の多くの時間を過ごす保育園では、NOBORI等の目に入る
色の環境にも注意が必要です。
最近では色育という考え方がでてきており、3歳までの幼児期に
様々な色に触れさせることで脳の発育に大きく影響があります。
もちろん、どんな色でも良いわけではありません。
落ち着きホルモンを分泌し、眠りに誘いやすい青色や、幸福ホルモンを
分泌し元気になったりやさしくなったりする黄色やピンクなど明るい
パステル調の色合いが良いでしょう。
これらの色は物理的に波長があることで効果がでてきます。
小さなお子さん特に赤ちゃんなどは特に影響を受けやすいといわれています。
幼児本人の服はもちろんですが、周囲の色環境も気を配りましょう。
保育園などで使用する入園案内やNOBORIなど、小さなものから
大きなものまで優しい色味の物を身近に置くことで子供の成長も
健やかになるでしょう。
看板やNOBORI等の幼児が注目するものに黒などの色を使ってしまうと
マイナスの影響がでてしまいます。
幼児が安心して寄り添えるNOBORIや遊具などになるよう色味にも
こだわってみましょう。
保育所に入れるための活動“保活”の厳しい現実
共働き世帯の増加に伴い幼児教育の手助けとして保育所への入所を望む親世代は多いですが、そんな願いとは裏腹に現実は厳しい状態になっています。
2009年4月時点での待機児童の数は25384人と、前年度の2008年の19590人に比べて格段に数が増えているのです。なぜここまで数が増えてしまったのかというと、それは認可保育所というキーワードが関係しています。
保育所は厚生労働省の管轄であるため、認可を受けるためには自治体の厳しい審査を受けて合格しないといけないのです。厳しい審査を受けるからこそ、安全かつ幼児教育を行ってくれる保育所に入るためには申請をして合格した人のみが入れます。
ただ厳しい審査を受けるということは、すべての保育所が合格できるわけではないため数が少ないです。
これまでは夫が外で働き嫁は家で子育てをして3歳から5歳になったら幼稚園に入れる仕組みが多かったのですが、共働きをしないと生活ができない今日においては0歳から入れる保育園は是が非でも入れたい施設なのです。
しかし是が非でも入れたいというのは現代社会の親ならだれでもが同じなので、その応募増数は定員数をオーバーすることになり入れないということが増えているのが背景になります。