ポールとはのぼり旗の宣伝を印刷した媒体自体を固定し、風に飛ばされること無く所定の位置で情報発信を安定的に可能にする素材です。ポールと宣伝文などが印刷された布地などは、チチと呼ばれるものでつながり固定されています。このチチは、のぼり生地を括りつけるためのループ紐の形状をとなっており、カラーは白が一般的で、サイズは25-60ミリくらいになります。使い方ですが、のぼり生地の表と裏にチチの端を縫いつけてループ状にして、そこにパイプを通すことで固定してくれるわけです。
通常サイズ180cm×60cmのオーダーのぼりに使用する場合チチの数は上辺に3個、側面に5個つけるのが一般的です。チチのおかげでパイプに生地を固定することが可能になるので、のぼり旗の背骨とも言うべき存在です。チチの色を黒に変化を見せることで、違った印象を見たものに与えても暮れます。黒い色には高級感を感じさせる印象が強いので、モダンな建物や和風建築物との相性が抜群です。オーダーのときはこのあたりも配慮するのがお勧めです。※参考カラーチチ
のぼりのポールの重要性
パイプは単にのぼり旗を支えるだけの存在には矮小化することは出来ません。特にオリジナルののぼり旗を検討する場合では、媒体全体の印象の一部を形成するものと考えて、チョイスを検討しなければならないのです。一般にのぼりのポールはカラーリングは、白・青・緑・ピンク等が多く、機能面では長さを任意で調整できる三段式伸縮仕様などアジャスターを内包しているものもあります。広告宣伝効果を最大化するには、パイプの色合いもオーダーの際には考慮に入れましょう。あくまでも生地のメッセージに視線を集中させたいなら、パイプはシンプルに白を選択するのもありでしょう。もちろん全体の色調を統一するために、のぼりの色と統一するのも選択肢の一つになります。営利事業の訴求目的であるのか、はたまた公的メッセージを込めるのか、訴求相手のメッセージの対象者の属性を考慮してパイプの色を決定することになります。パイプひとつのカラーリングにもこだわることで、オリジナルのオーダーのぼり旗のメッセージ性を高めることにもなるのです。
パイプのお役立ち情報
パイプにはこれ以外にも実践的な意味合いを持つ工夫が凝らされています。その特長を把握することでオリジナルののぼり旗のオーダーを活用した宣伝効果拡大にも裨益する部分が大きいでしょう。そこでパイプの各部位の基礎的知識をご紹介しておきます。
パイプの先端には、ポールキャップが付いており、強く握って引き抜くとおよそ80センチほどの横棒が収納されています。
この横棒を任意の部位ではめ込みねじで固定することになります。このポールの先端部分は回転する仕様を採用しており、強い風が吹くことで回転現象が生じてものぼり端の損傷を防止するという機能性も持っています。
また風に巻き上げられてしまい、のぼり旗の機能を果たしていない事態に遭遇することも考えられます。これを防止するの目的で巻き上げ防止用品なども用意されています。
これらの巻上げ防止グッズにはチチを固定したり、おもりをつけることでのぼりのめくり上げを防ぐものなどがあるようです。オリジナルのぼり旗のオーダーを成功するには、設置後の安定した姿勢を維持することにも注意してください。