フェス会場の近くになると、フェス会場へと続くのぼり旗が並びます。
その数は非常に多いのが特徴です。
これはフェスの参加者の気分を高揚させる効果があるのです。
フェスとは非日常的なイベントであることが多いのですが
フェスの当日まだ家を出た段階ではそれほど実感がありません。
しかしフェスを告げるのぼり旗が沢山設置されていますと
もうすぐフェスを楽しめるという感覚におそわれるので、
いい意味で興奮してくるのです。
もうチケットを購入したお客さんなので、今更のぼり旗のよる
宣伝をしなくてもいいのではと思うかもしれませんが、
お客さんにはのぼり旗も含めていい思い出を与えられます。
いい思い出なら次のフェスにも参加したいという気持ちになるのです。
会場のみならずその付近もそれなりの雰囲気を作ることが
とても大事になります。
またフェス会場までの道案内もでき、効果的です。
またのぼり旗はポールと重石と布だけでできているので設置をするのも
簡単ですし撤収するのも楽です。
スタッフの人数がそれほど多くなくてもいいのもメリットです。
日本の4大ロックフェスって何?始まりはいつ?
野外フェスは夏の定番のイベントとして定着していますが、その始まりはいつだったのでしょうか。
起源は1997年に初開催された「フジロックフェスティバル」がフェス文化の始まりと言えます。日本の4大フェスのひとつに数えられるこのイベントは、略して「フジロック」と呼ばれ、海外のアーティストも積極的に参加しています。
例年3日間行われ、会場である新潟県の苗場スキー場には12万人程の観客が訪れます。
「ロックインジャパンフェスティバル」茨城県のひたち海浜公園で毎年4日間開催されています。
2日ずつ2週に渡って行われるのが特徴で、知名度が高いアーティストの参加が多くあります。
「ライジングサンロックフェスティバル」北海道石狩市で行われるライブフェスで、毎年2日間の開催です。1999年に開催され、日本で初めてのオールナイトフェスとして始まりました。
2日目の夜にオールナイトで開催しており、翌朝までライブが行われています。泊まり込みでテントなどを張って楽しんでいる観客が多くいます。
「サマーソニック」2000年誕生のフェスで「サマソニ」の愛称で親しまれています。東京と大阪で同日開催しており、それぞれの出演者が翌日に入れ替わる事が特徴です。