プリント技法の一種。
デザインから版を起こし、スクイージを使って1色ずつ版を重ねて表現する手法です。
版を作る必要がある分、コストがかかりますが
版を作ってしまえば、大量に製作される場合はお得になります。
インクジェットプリントに比べ、色数の制限はありますが
当社では特色という形で職人さんが目で合わせますので
色表現にこだわりのある方にはお勧めです。
またグラデーションや写真などイラストレーターで言われる効果などを使う場合は、
分解やアミテンなどを駆使して表現します。インクジェットプリントより繊細な表現
はできませんが、防炎や1000枚以上などの案件となると価格が非常に安価につくれるので
人気です。
弊社では大きく分けてシルクスクリーンとインクジェットプリントという手法を用いています。
この2つの違いはこちらをご覧ください。
大量生産向きのプリント技法「シルクスクリーン」とは
シルクスクリーン印刷はデザインを基に製版された版型を使用して印刷する技法です。版にはデザインに合わせた孔があるため、その穴にインクが通過することで印刷ができます。オリジナルのぼりの作成では一般的な技法のひとつで、同じデザインのオリジナルのぼりを大量に制作する時に向いています。作成枚数が増えるほど一枚当たりの価格は下がるため、交換サイクルの速い商品は予備のものを作成しておくことで、急な対応やコストカットに役立てることができます。
版を作る必要があるのでやや高コスト
シルクスクリーン印刷でオリジナルのぼりを作成する場合、版を作る必要があるので製版代として別にコストが必要になります。他の印刷方式と比べると色数などに制限があるために注意が必要です。のぼりを作成する際には用途を考えて枚数を決め、さらに印刷方法を絞ります。シルク印刷は非常に発色が鮮やかできれいな輪郭の文字の印刷が可能です。色彩にこだわる場合には有効な印刷方法で、単色の文字などの印刷で効果を認識できます。
豆知識シルクスクリーンのシルク(絹)から
ちなみにシルクスクリーン印刷のシルクは糸を昔絹(※今も使われている会社様がいるかもしれませんが)を使っていたところからそう言わています。
当社がシルクスクリーンと呼んでいますが、実際糸は化学繊維を使っています。ですので、厳密にいうとスクリーン印刷というのが日本語的には正しいですが、
業界の通例としてそう呼ばせていただいております。あらかじめご了承ください。