生地の中で塩瀬もあまりメジャーではないかもしれませんが
大変使い勝手の良い素材と言われる方もいます。
丈夫で、横にまっすぐ織り目が入っており
非常に面白いデザインの表現をする効果を発揮します。
基本的には着物の帯などによく使われる塩瀬の特徴を活かし、
ポリエステルで似せることで丈夫で高級感もあり、かつ細かな
デザインを表現できる生地となっております。
ぜひお試しください。
塩瀬羽二重を絹ではなく化繊で作るメリット
塩瀬羽二重は絹織物の一種で、経糸と生糸を使用して
模様を作り出す着物生地のことを指します。
組織は平織りになっており女性の婚礼衣装や振袖に
用いられてきた技法で近年では袱紗や半衿にも
使用されています。
経糸を密にするので弾力性と柔軟性に長けているのが
特徴ですが、絹を使用した生地が主流だと着物以外には
使えなかったのがデメリットだといえます。
最近だと絹ではなく化学繊維を用いて作られるようにもなりましたが、
このメリットは先にも述べたように柔軟性に長けた織物の技法と化学繊維の
耐久度の良さを併せ持った生地になるため、着物だけではなくスポーツウエアや
洋服にも応用できるという良さが生まれます。
さらに、絹を使用しないことから生地の単価もお安くなり着物の価格も
低価格化を実現できるようになりました。
用いられる化学繊維は主にポリエステル・レーヨン・サテンの3種類が
主流になっていてどれも絹と変わらぬ美しい光沢が特徴です。
商品価格がお安いものは化学繊維で作られているということになりますが、
デメリットよりもメリットが多く天然素材を用いていないので虫に生地を
食べられる心配もなく、湿気が多い場所で保管していてもカビの発生を
抑制できるので取り扱いも非常に簡単だといえます。
厚手塩瀬の染色技法
1枚~ 昇華転写技法 基本納期5日~
テトロン厚手塩瀬生地 物性データ
84d X 1050d | 216 本 × 34 本 | 0.45 | 245 |
当社在庫 取り扱いエステル塩瀬生地幅 150cm