白チチをきいろ色チチにしました。
飲食店など個人で経営しているお店で働いている方は多いですが、目立つ場所に出店している場合はお客さんにどのようなお店なのか認識してもらえますが、少し奥まったところにお店がある場合、どうしても多くの人に認識されずに素通りされてしまう可能性があります。
そこで少しでも色々な人にお店をアピールする方法として「きいろチチ」ののぼり旗を設置することをおすすめします。「チチ」とは、のぼりを竿に取り付けるために縫い付けるループ状の布の事で、通常ののぼり旗に比べて、風が吹いていない場合でも旗が垂れ下がる心配がなく、印刷されている文字なども綺麗に見せることが出来るメリットがあります。
きいろチチとは、通常白い色をしてりループ部分が黄色で染められているので、のぼり旗のベースを黄色にした時にも色が馴染みやすく、自然な仕上がりにすることが出来るメリットがあるので、のぼり旗を黄色にしたい場合にはきいろチチを一緒に使用する場合が多いです。
きいろのカラーチチでのぼり旗印刷事例
黄色は注意をうながし、気分が明るくなる効果がある
飲食店の前に設置するのぼり旗には、様々な種類がありできるだけ行き交う人にアピールしやすいメッセージや、看板料理のメニューなどを印刷することでどのような物を販売しているのかわかりやすく知らせることが出来るメリットがあります。
幅広いカラーののぼり旗を注文することができますが、多くの通行者に注意を促したり、強いインパクトを与える方法として黄色ののぼり旗を選ぶ方が増えてきています。のぼり旗のベースやチチの色が黄色だと、文字を印刷する場合もメニューやメッセージが目立ちやすくなりますし、何より暖色なので気分が明るくなる特徴があります。
そのためお店に良いイメージを持って欲しい場合や、注目して欲しいメニューがある場合は黄色ののぼり旗でアピールすることで、通常よりも多くのお客さんを呼び込むきっかけにすることが出来るメリットがあります。
フルカラー印刷や、オリジナルデザインを印刷してもらうことで集客につなげることも可能です。
色料の三原色の一つ「黄色」の知識
色料の三原色の中には黄色があり、レモンの皮や卵の黄身のような色味を指しています。黄系統の色の総称でもあり人類で最古の黄色い顔料は黄土とも言われており、国内ではイネ科のかりやすが染料として用いられていました。
黄色は黒や白や赤について古い色名の観念で、色の三原色はシアンやマゼンタ、イエローで作られています。混ざれば暗くだんだんと黒に近づいていく混色方法で、減法混色とも呼ばれていますし、理論的にこれらの3色を混ぜると黒くなります。
しかしよく見ると濃い茶色になり、真っ黒にはなっていないことがわかり、光が当たり反射して見える光源色でもあります。印刷技術でできる色も三原色で作られており、印刷するときにキープレートで黒を加えることで、色の安定性をさらに高めます。
通常の印刷物ではシアンとマゼンダやイエローや、ブラックのプロセスカラーインキを使っています。これらをただ混ぜるのではなく網点と呼ばれるルーペで覗き込めば、小さなドットの集合体が見えます。
この集合体の大きさや密度によって色の濃淡を表現しており、4色のプロセスカラーを4枚に分けています。肉眼では見ることは難しいですが、印刷物をルーペで拡大してみれば網点で色が程よく構成されているのが見えます。
色を順番に重ねて刷り黒を最初に刷りますが、その理由は黒を最後に剃ると濃くなりすぎるので汚れが感知されにくくなるからです。またインキの皮膜が薄いものを初めに持ってきた方が、技術的にも刷りやすいためこの順番で行われます。
黄色だけではなく蛍光色やパステルカラーや、銀色や金色などは黄色を含めたプロセスカラーでは表現できません。これは特色となるので、あらかじめ調合されているインキを使って印刷をすることが一般的です。
発色を美しくしてツヤ感を出すことが求めら媒体は広告に見られますが、あらじめ下地で蛍光色などを入れることがあります。光源色は光の三原色と呼ばれますが、テレビやウェブのディスプレイなどで表現されることになる基本色です。
レッドやグリーンやブルーの3色の光がまざりあえば、白くなり加法混色と呼ばれていますが、色の三原色は全てを混ぜ合わせると黒っぽくなります。黄色の絵の具と空色の絵の具を混ぜ合わせたとき、青色と赤色の光が吸収されるので緑色だけが反射されます。
これはシアンとマゼンダとイエローの絵の具をすべて混ぜ合わせると、緑色や赤色や青色の光がすべて吸収されるからです。光のエネルギーが減少するので、反射する光がなくなるので黒っぽい色に近づいていきます。
「黄色」系統の日本の伝統色の種類・色名の由来を紹介!
黄色系統には日本の伝統色としてたくさんの種類が存在しており、その中でもみつだそうは古代から用いられている黄色顔料です。赤みを帯びている薄い黄色のことで、名前の由来はペルシャ語を音訳したところから来ているとされます。
鉛を焼いたときに得られる一酸化鉛が顔料として、古代から現代にも残っている壁画などに用いられています。みつだそうは鉛が酸化した状態により、色合いが若干異なりますし、薄い灰色に近いものを銀みつだと呼び、黄色味が強い色は金みつだと呼ばれます。
同じ酸化鉛を用いている顔料は鉛丹があり、みつだそうはa型一酸化鉛の別の名前で、みつだそうの原料としても使われています。しかしこれは毒性も強いので、現代ではほぼ使われていない顔料になります。
かれのは冬枯れしているススキの野原のような黄色褐色を薄くしたような色で、わらを重ねた色に由来する古い色名です。冬枯れしている草木やわずかに残っている緑を表しており、表黄や裏白でこれは枯れ草に積もる雪や霧を示します。
草が枯れた野原の風景はあまり華やかさがない、物悲しい気持ちにさせるものですが、これは昔の人の心にも触れていたとされます。この色ははっきりとした色名になっていますし、古来の歌や俳句でも読まれることが多かったです。
小麦色は柔らかい赤みがある黄色のことですが、小麦色の肌をさしているように褐色に日焼けした血行的な肌色の形容でもあります。これは本来の伝統色ではなく、英語からきているホイートの訳語でもあり、近代文学でも使われるようになったのが定着しています。
伝統では深ききが平安時代に存在しており、小麦色に近い色とされます。小麦色を日焼けしている肌の形容としているのは、国内だけで英語文化圏ではホイートを日焼けした色として使いません。
小麦はイネ科の小麦属に属している植物で、パン小麦を指していますし世界三大穀物の一つとして用いられています。杏色は杏の熟した果実のような、柔らかい橙色のことで薔薇科のサクラ属の落葉樹で、昔から栽培されている植物です。
平安時代ではから桃とも呼ばれ、様々な歌にも使われており伝統としては有名なものの一つになります。杏が色名となっているのは明治時代以降で、海外からアプリコットカラーが伝わってきたものを和訳しています。
国内では古来から果実の色が色名に使われることはほとんどなく、花の色が色名となっている方が多いです。杏の花は薄紅色のため国内で昔からあるとすれば赤色系統の色に分類されていた可能性が高くなります。